2011年12月29日

マレーシアに、例えば1ヶ月滞在するにはいくら必要か・・・

1ヵ月間、あるいは3ヶ月間マレーシア クアラルンプール(KL)に滞在することは、ロングステイのように“家計の節約効果”を期待することは事実上できないと思う。
いくらマレーシアの食品や光熱、交通費が安くても、宿泊するためのホテルまたはサービスアパートメントの値段がロングステイに比べて高くなるからだ。
さらに、日本との往復の航空運賃も無視できない。

しかし、“総合的に安く海外旅行をする”という要求には応えられるのではないかと思い、参考までにそのシミュレーションもしてみることにした。
ただし、今回のKL滞在だけでは、ホテル、サービスアパートメントの賢い選択ができるまでの情報を得ることはできなかった。
なので、もっと良いセレクションがあるかもしれないが、今回の経験の範囲内でまとめて記録しておくことにした。

マレーシア滞在によって新規に必要な費用は・・・

1.滞在中の宿泊費
ある程度長く、例えばクアラルンプール(KL)一箇所に滞在するのなら、ホテルよりサービスアパートメントが断然経済的。
サービスアパートメントは家具や食器など生活に必要な備品と施設があるホテル並みに快適なレンタルルームのこと。

ロングステイセミナーで紹介されたKLのサービスアパートメントは、写真のような部屋で一泊一室9300円だという。
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部屋毎の料金設定になっているところが一般のようで、二人で泊まれば一ヶ月30日間利用すると27万9千円。

ちなみに今回のロングステイセミナーで、私ども夫婦が泊まったところは、サービスアパートメントではなく、三ツ星の長期滞在型のホテルだった。
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ミニキッチンが付いていて、朝食だけがカフェで提供される内容で、正規料金は一泊一人9500円。
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だから、セミナーで紹介されたサービスアパートメントを選択していたならば、宿泊コストは約半分で済んだことになる。
サービスアパートメントも長期滞在になるほど1泊あたりの宿泊費が安くなる料金設定であることもあり、3ヶ月滞在なら1ヵ月滞在の3倍はかからないらしい。

2.マレーシア国内での食費と、生活に必要な品物の購入費
定住ではない、滞在の場合は外食が多くなり、自炊に比べて食費は多いと思う。
1ヵ月自炊すると、マレーシアでは日本の食費の半分程度になるだろう、と前回のロングステイノケースでシミュレーションしたが、その費用は月3万円ちょっと。外食中心でもフードコートで食事することを多用したら、おそらく月に4万円あったら二人で十分ではなかろうか。

3.マレーシアでの光熱費など
もしかしたら、光熱、水、インターネットなどはサービスアパートメントの料金に含まれているかもしれない(今回はそこまで確かめられなかったが、その可能性は大きい)
含まれていないとしても、日本のコストの3分の1程度だから、家電も少ないので、おそらく5千円程度。

4.マレーシア国内での移動のための交通費
マレーシア旅行を、もし日本語が通じるガイド付きのパッケージツアーで注文したら、大体日本の旅行会社で日本国内旅行を注文したくらいのお値段がかかりそうだ。
ちなみに、今回はマレーシアのホタルを見に、午後4時から10時まで夕食付きのツアーに申し込んだが、夫婦二人で1万8千円ほどかかった。

これを自分でバスを探して自力で行くことにしたら、すごく安く済む。
例えばKLからペナンに行くバスは、高級なものでも片道58リンギットとある。日本円にして1450円。夫婦二人でもしペナンにバスで日帰りするなら、6千円程度で済んでしまう。
こんな旅行を月に5回くらいしたとして、3万円。

KL市内の移動は、路線バスを使えば片道1リンギット程度。25円だから毎日二人で2往復したとしても月に6千円で済む。
自力でバスを使った旅行をすればかなり精力的に動き回っても月に4万円程度。普通は2万円くらいあれば十分だと思われる。

5.ショッピング費用
滞在中に着る服や靴、日本に持って帰る“おみやげ”を買う費用。これは滞在が1週間でも3ヶ月でも、滞在終了とともに日本に運ぶか捨てなければならないから、そう多くはならないだろう。
ちなみに、今回1週間KLに滞在して使ったショッピング費用は、4万円程度。
1ヵ月滞在してもこのレベルだろう。

6.日本との行き帰り航空機費用
エア アジア(http://www.airasia.com/jp/ja/home.page )を使うべきだと思う。
今回はH.I.S.のパッケージで行ったので、エア アジアは使わなかったが、エア アジアのキャンペーン価格では関空、クアラルンプール間が一人1万円だから、うまく日を選べば夫婦で往復4万円で済む。


反対に、マレーシア滞在中に必要なくなる費用は・・・
7.日本国内での食費と生活に必要な品物の購入費
日本での夫婦二人の1ヵ月平均の食費は7万2千円程度という。これが必要なくなる。
被服と履き物の購入費用7千円も無くなる。

8.日本での光熱費、ガソリン代など
7.と同様に日本での夫婦二人の1ヵ月平均の光熱費は約2万円。
これは完全には無くならない。なぜならロングステイのように、日本での契約を解除して移住したりしないから、基本料金だけはかかる。なので、5千円程度は不在の日本で費用が発生するだろう。
そのほかに旅行中に車を使わないから交通・通信費が2万7千円の内2万円くらいが浮くだろう。

差し引きすると・・・
マレーシア滞在でレジャーやショッピングも含めた費用の合計は42万4千円。
マレーシア旅行中、不在の日本で不要になる費用の合計は11万4千円。
この差額の31万円で夫婦二人が割と優雅にマレーシアに1ヵ月滞在できる可能性が高い。

さらに2ヶ月、3ヶ月では、サービスアパートメントの料金が割引されるし、航空機の利用も全部で1往復だけだ。
仮説だが、もし3ヶ月滞在という条件で一泊一室3千円で部屋が借りられたとしたら、3ヶ月日本での費用削減額を差し引くと、やはり30万円程度でマレーシアに3ヶ月暮らせる、と計算結果がでてくる。

今回の私どもが行ったH.I.Sパッケージでは、観光やショッピングも含めて全部で約27万円かかり、日本で不在した間の食費、光熱費は1万5千円程度が不要となった。

こうしてみると、どうも短期の滞在では「マレーシアでの滞在は夫婦二人で約30万円」というマジックナンバーが見えてくる。
このマジックナンバーは当たりかハズレかは分からないが、
エア アジアなどのLCCの活用と、快適で割安なサービスアパートメントの発掘が決め手になりそうだ。

来年またマレーシアに行く予定だが、その機会には是非「快適で割安なKL滞在方法」を発掘してきたい。

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posted by Oniwa Natsuo at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | いくらで住める?マレーシア | 更新情報をチェックする

2011年12月28日

マレーシアロングステイはいくらかかるのか・・・

マレーシアは「住みたい国ナンバーワン」と言われていますが、そのセールスポイントは、現地物価が日本に比べて圧倒的に安いことを活用した“ワンランク上の生活が日本よりも安く!”ということに他ならない。

では、いくらぐらいでその生活が得られそうなのか、現地セミナーでの情報に加え、現地旅行会社のマレーシア人ガイドから聞き出した情報を加えてシミュレーションしてみたいと思う。

比較に使う日本生活は、リタイヤ後の夫婦二人暮らし。
数字は総務省「家計調査」(2010年)。
2人暮らしの世帯の支出は生活費が月に24万5870円。これを使うことにしよう。

その内訳と、マレーシア生活に転換した場合を想定すると・・・

日本では税・社会保険料が月3万1003円。年間37万2036円→マレーシアでは15万円くらい
マレーシアに年間183日以上暮らしていれば、マレーシアの税制が適用されるので、受け取る年金に所得税がかからないようになるという。
そうなれば、国民健康保険料くらいになるはずだから、年間15万円程度に減らせるのではなかろうか。

マレーシアで車を持つ場合、毎年払う自動車税に相当するものは日本より安いようだ。ネットでググると2500CCクラスで880リンギット。つまり年間22000円。
それにマレーシアでは日本のような車検制度が無いから、定期点検した方が安全ということはあるにしろ、そのときに発生する費用も一律にはかからない。
実際には個別に計算しないとならないが、私の場合では年間15万円くらいで済むだろう。

日本では食費:6万2166円。年間74万5千円→マレーシアでは37万円くらい
マレーシアでの食料品物価は概ね日本の3分の1と言われ、KLでスーパーマーケットに並ぶ商品を見たら、マレーシア産の食材はそんな感じだった。
しかし日本からの輸入食材は当然ながら高価で、価格も日本での場合と比べて2倍前後しているようだ。
だからマレーシア暮らしで日本での食費の3分の1を実現させるのは相当の決心が必要で、実際は半分程度になるのではなかろうか。

新聞の広告はこのとおり・・・
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日本では住居費:1万5688円。年間18万8千円→マレーシアでは部屋を借りるので115万円くらい
日本に残してきた家の固定資産税は継続してかかる上に、マレーシアでサービスアパートメントをレンタルする費用がそれにオンされる。
KLでサービスアパートメント、そてもセキュリティー対策された物件を買う場合、1年以上の長期契約で安価なもので月5万円程度、とマレーシア人ガイドから聞いた。
実際に現地の日本人ロングステイヤーが住んでいる物件は、月7万円くらいから上は20万円とか・・・いろいろ。
おそらく上手く探せば月8万円程度の物件は見つけるのも難しくなさそう。

日本人のロングステイヤーは、例えばこのような高層のアパートメントに暮らしているらしい。
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MM2Hビザを取得して不動産を買うこともできる。
物件情報は新聞でもこのように・・・
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マレーシアで家を買うと、固定資産税が発生するから、その場合もありますが、ここではそこまで計算していない。

日本では光熱費:2万847円。年間25万円→マレーシアでは8万円
日本の12月から3月までの冬季期間、おそらく電気代は普通の家庭で月2万円、期間合計8万円は暖房用としてアップするが、KLに住む場合、これが無い。
その代わり、常夏のKLでは年中冷房が必要。日本では6月から10月までくらいの期間だが。。
結局、暖房の代わりに冷房を多用して電力使用量は同じ程度となるだろう。
しかし、電力コストは日本の1kwh 約25円に対して、マレーシアは約8.5円だから、歴然とマレーシア生活の方がコスト的に有利。

日本では家事・家事用品:9754円。年間12万円→マレーシアでは12万円
マレーシアは確かに物価が安いが、マレーシアで借りる部屋の広さは日本での場合よりきっと広いので、家事用品もそれなりにたくさん買うだろう。

日本では被服・履き物:7093円。年間8万5千円→マレーシアでは3万円
12月のバーゲンセールでいいものを買うのがおススメ。
もともと日本価格の6割から7割程度の値段で同様品質のモノが買えるようでしたが、バーゲンセールは最大7割引もあるから、場合により日本で買う10分の1くらいの値段で服や靴が買えてしまう!

日本では保険医療:1万4859円。年間17万8千円→マレーシアでは17万円
マレーシアでは、高いと言われる私立病院でも、日本の医療費より多少安いという。
人件費の差も安さの要因らしいが、手術後の入院日数が日本より短く、短期で退院できるので医療費も少なくなるという。
街中のドラッグストアは、日本と似たスタイルで営業しているが、価格はやっぱり安い。日本で買うサプリも価格は6~7割といったところだろうか。

日本では交通・通信:2万7014円。年間32万4千円→マレーシアでは11万円
ガソリンは1リットル48円。
タクシーは、普通のタクシーが初乗り75円。青色のホテルタクシーはその倍。
バスは区間内25円。
などなど、日本のコストの3分の1と見て良さそうだ。

日本では教養娯楽:2万9076円。年間34万8千円→マレーシアでは17万円
物価が安い分、たくさんしてしまうだろうことを考慮し、3分の1ではなく半分に。

その他:5万9373円。年間71万2千円→これはマレーシアでも71万2千円
「その他」の中身が分からないので、シミュレーションではそのまま。

マレーシア暮らしをした場合のシミュレーション結果は、合計年間306万円。
日本では合計すると332万円。
マレーシアに部屋を借りてでも年間生活費は日本の場合より低くなった。

クアラルンプール日本人会セカンドホーム担当理事の坂本恭彦が書いている「マレーシアに定住でご褒美人生」という本の154ページのデータでは、月平均生活費が8974リンギットと書いてあるから、これをベースにすると年間で日本円換算で270万円程度になる。
この金額には税・社会保険料は入っていないようなので、これを加えると上記シミュレーションと似たような金額になった。

最初は自家用車の購入または日本からの輸送でお金がかかるだろうが、なにしろ年間183日以上マレーシアで暮らせば年金に税金がかからないのだから、2年目からは高い確率でマレーシア暮らしの方が広い部屋にワンランク上の暮らしをして、かつ日本暮らしより1割程度は家計を節約できそうだ。

実際にはもっと節約して暮らしている人も居るらしいし、反対に日本よりお金をかけて贅沢三昧な人も居るらしい。
あまり極端に「マレーシアでは日本の3分の1の費用で暮らせる」などと思わない方が良さそうだが、確かにお金に窮する日本暮らしから脱出して、ゆとりの生活ができそうな選択肢として、マレーシア移住はアリではないかと思う。


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http://oniwasblog.seesaa.net/article/233299875.html

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posted by Oniwa Natsuo at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | いくらで住める?マレーシア | 更新情報をチェックする
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