2011年12月20日

MM2Hビザについて

マレーシアにロングステイする場合、“所得すると良い”とされているMM2Hビザというものがある。
MM2Hとはマレーシア・マイ・セカンド・ホームの頭文字で、このビザは10年ビザという他国に無いロングステイ優遇策であるという。

マレーシアでの現地ロングステイセミナーでは、マレーシア観光省事務次長のドクター アブドラさん(写真)がこの取得について詳しく説明してくれた。
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説明するマレーシア観光省事務次長のドクター アブドラさん
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その詳しい内容については同省のMM2Hサイトに記載されているので、それを読めば分かると思う。
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マレーシア観光省MM2Hサイト(日本語版)
↓↓↓
http://www.mm2h.gov.my/japanese/

私が着目したところだけをメモすると、
1.50歳以上の場合、350万リンギット(1リンギット25円として875万円)以上の預貯金(流動資産)があって、かつ毎月の収入が1万リンギット(同25万円)以上なければこのビザは取得できない。

この条件では取得するタイミングを逃す可能性がある。つまりサラリーマン現役時代では月々の収入が25万円という水準は難しくないが、流動資産900万円近くというのは難しいかもしれない。
退職後を想定すると退職金で潤うので、流動資産はOKになるだろうが、60歳から65歳までの年金収入真空時間帯が来るから、収入が月25万円に届かなくなるかもしれない。
マレーシアでワンランク上の生活を送りたい庶民にとっては、条件に合う時期は多くなく、タイミングを見ておかなければならないだろう。

2.取得申請はマレーシア国内で、自分でできるが、日本で代理店に依頼しても申請できる。

日本の代理店に依頼するのは、手数料さえ払えば難しくないだろう。代理店はその手続きについて何でも教えてくれるだろうし・・・
この手続きをマレーシアでするのなら、マレーシア観光省の窓口に行かなければならない。
こう書くと、日本の“お役所窓口”を想像して、さぞかし敷居が高そうな気がするが、「そんなに難しくない」とドクター アブドラさんは言っていた。

セミナーの日、ちょうどセミナー会場の真向かいがマレーシア観光省の立派!!なビルだったので、その10階にあるMM2Hビザ申請窓口を見せていただき、厚意で写真撮影も許してくれた。

これがマレーシア観光省のビル。
クアラルンプール空港とKL市内のちょうど真ん中くらいの政府の建物が林立するニュータウンにある。近くにKLIAトランジット鉄道のプトラジャヤ駅があり、そこからタクシーで行ける。
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これが観光省の建物に入ったところ。観光省らしいウェルカムな明るい雰囲気。これで敷居の高さも少し低くなったような気がするだろうか。。
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MM2Hセンターは、ここの8階にあった。
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部屋に入ると、窓口がいくつか並んでいる。ビザはここで当人と観光省の担当者で行われる。マレー語か英語での対応になるので、自力で申請しようとする場合は多少の英語力は必要だ。
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もう少しブースをクローズアップした写真。
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「あんまり難しいこと聞くわけじゃないから大丈夫」と観光省の女性担当者は言っていた。
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3.MM2Hビザを取得後6ヶ月以内なら、日本の乗用車を免税でマレーシアに持ち込める。または取得後1年以内なら現地生産乗用車を免税で買える。

実はこれがMM2Hビザの取得時期について頭を使うもうひとつの要素。ただし取得条件でないから無視しても構わないが、“お得”にロングステイしようと思ったら気にする必要はありそうだ。

例えば、収入のあるサラリーマン現役時代にMM2Hビザを取得しておこう、と取得してしまうと、自動車の免税期限が切れてしまう可能性が高い。
ちなみに、ある女性が期限ギリギリで現地生産車を購入して約80万円の税金支払いを免税で節約できた、と言っていたからこの特典の効果は大きい。

車の税金は日本で使っていた乗用車を現地に持っていく場合にもかかるから、ビザ取得条件成立のタイミングと、免税特典期限を両方考えて決める必要がありそうだ。
ちなみに日本から車をマレーシアまで運ぶには50万円ほどかかるらしいが。

他に住宅の取得などの特典もあるようだが、私の場合はこのような条件や特典を使っていったいいつ「マレーシアに住もう!」と決められるのか、まだ見通しは立たない。

それは私がアーリーリタイヤメントで、子供がまだ学生であり、年老いた親を日本に残してロングステイする気にはなれず、ペットの犬もまだいるからだ。

だからロングではない、3ヶ月未満のステイをときどきやって行こうと思っているが、その場合にはMM2Hビザの取得は必要ない。ビザなしで90日まで滞在できるし、もし期限に近づいたら、一旦近隣のほかの国に出て、またマレーシアにもどれば期限が延びるということもあるらしい。

マレーシア観光省はどうもMM2Hプログラムでロングステイに選択と集中をしてしまっているようだが、もう少し短期間のステイについても特典を打ち出してくれると、もっと幸せなのだが。。
タグ:MM2Hビザ

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posted by Oniwa Natsuo at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | クアラルンプール下見旅行 | 更新情報をチェックする

2011年12月12日

そういえば・・・マレーシアで気づいたこと

実質6日間のマレーシア KL滞在だったが、いくつか気づいたことがある。
もしかしたら、マレーシアロングステイする人にとっては、知っておいた方が“手遅れ”にならないかもしれないので、
ここに記録しておくことにした。

その1 マレーシアには犬の姿が見えない。
クアラルンプール(KL)の街を歩いていて、犬の姿がまったく見えないことに気がついた。
の本では100歩も歩けば、たいてい一匹くらい犬を見かけるのだが、KLにはまったく見えない。
到着してからただの一匹も犬の姿を見ていないのだ。

ところがスーパーマーケットに行くとドッグフードは売られている。
いったいどういうことなのか?

現地のガイドに聞いて分かったが、イスラム教徒は犬を嫌うからだという話。
野良犬は見つけ次第処分されるらしい。
飼い犬もイスラム教徒以外の人が飼っているらしいが、ちゃんと鑑札をつけ、通常は人目に見えないように飼っているらしい。

そのおかげ?で、日本では困ったモノになっている道路の犬のウンチがまったくない。
そういう意味で気楽に外を歩けるのだが、
もし飼い犬を連れてマレーシア、もしくはイスラム圏の国に引っ越す場合は、それなりの環境と手続きが必要みたいだ。

その2 なぜかマレー人はマレー人どうし、中国人は中国人どうしのカップルばかり目立つ
KLでは、この他にインド人もインド人どうしでカップルで歩いているが、人種を超えたカップルの姿をほとんど見かけない。
これも現地ガイドに聞いてみたら、「それは宗教上の理由です」という納得できるものであった。

このうち一番厳しいのがイスラム教。
もしイスラム教の相手と結婚する場合は、イスラム教でない方の人は、イスラム教に改宗しなければ結婚できない。
もしそれを無視したりすると最高刑が待っている。
しかし一度イスラム教信者になると、もう他の宗教に改宗できないという厳しい戒律があるから同じ宗教徒がカップルになるのが安全であるらしい。

もし異教徒と結婚を考える場合には、そのようなハードルがあるから、そういうことに無頓着な日本人は認識を新たにした方が良さそうだ。
マレーシアには実に多様な民族が居るから、そういう出来事に遭遇するリスクも、人によっては頭に入れておくと良い。

ちなみに、マレーシアよりもっと戒律の厳しい中東人、ここの女性は黒い布ですっぽり顔を隠して、目しか出していない女性。
もしこの人に夫以外の男性が話しかけただけでも一大事になるらしい。
マレーシア人の場合はそこまで厳しくないが、
マレーシアは人種の交差点なので、もし黒い布で顔をすべて覆っている女性がいたら、その場から離れるのが賢明らしい。


それにしても、KLという街はいろんな文化が入り混じって、面白い。
今日はこんなものを見つけた。
足裏マッサージの店だという、その店の名は「アスラ」
多分「アシウラ」が訛って「アスラ」になったのではないだろうか?
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こんなステキな乗り物もあった。
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posted by Oniwa Natsuo at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | クアラルンプール下見旅行 | 更新情報をチェックする

2011年12月11日

クアラルンプールの日常を見ようと、ブキャミンタン通い

今回のクアラルンプール(KL)滞在は観光ではなく“ここにある程度長い期間暮らしたらどうか”という検証が目的なので、
あまり観光地には行かず、ひたすら定点観測のように、KLの繁華街であるブキャビンタンを毎日訪れている。

ちょうど今はクリスマスバーゲンセールで人が多く、混雑はなはだしいが、日本よりはるかにデカイ値引きセールをやっているので、買い物するにも好都合だ。
30%値引きは序の口で、半額が珍しくもなく、70%¥値引きも割りと目に付く。
こんなところを妻と歩いているもんだから、スーツケースは大型を持って来て良かった!とつくづく思う。

今日はどうせ日曜日で足の踏み場も無いほど込み合ってたブキャビンタンになるのかと思ったら・・・
意外と日曜日は空いている。
通りを走る車も、こんなに少なく、昨日は酷い大渋滞だったのがウソのよう。
午後になって多少混んできたが、平日より日曜の方が繁華街が空いているなんて、日本の感覚では無い想像だ。
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だから、今日のランチはフードコートをやめて、日本でもおなじみのカプリチョーザのイタリアンレストランに入ってみた。
昨日は混んでいたのに、今日は席に殆ど人が居ないくらい空いているL。
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頼んだ料理はスパイシートマトソースのスパゲティーとピザ、それにイタリアンフレッシュジュースが二人分。
どうせ価格は日本の3分の1くらいかと、メニューを見たら・・・そうでもない。
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結構高い。
1リンギット30円で換算すると、この日のランチは二人で2000円ほどになった。
これは食事の内容からして日本価格とだいたい同じくらいか、あるいはちょっとだけ安くて80%くらいかもしれない。

どうもKLでは現地の店での外食は安く済むが、ネームバリューがあるような店ではあまり安くないようだ。
マレーシアで安く生活するには」、有名店でない店で食事するのが良さそうだ。
それにフードコートで食べる食事は、自炊するに必要な食材を買うのと同じくらいの値段で済みそうな感じさえする。
「KLでの食事はフードコートで!」は、節約家には忘れたくない合い言葉!?。

ところで上述のように1リンギット=30円と書いたのだが、人によって、本によって1リンギット=25円であったりする。
これ、実は両方本当の話。
外貨両替時のレシートを良く見てみたら、関西空港では1リンギット=30円。
一方、ブキャミンタンの昨日の記事に書いた外貨両替では1リンギット=25円なのだ!

この二つはスッゴイ違い。
だから、KLに行く場合は、関空では必要最小限の、例えば5千円くらいだけ両替すれば、その日の現地の電車や食事は済むから、
改めてブキャビンタンの外貨両替商でショッピングや遊び用のリンギットを調達するのがよい。

ちなみにKLでは1リンギット=25円などとは表示せず、その逆のレート表示になるから、例えばML JPY 40.5などと書いてある。
この数字が大きい方がよい。

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posted by Oniwa Natsuo at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | クアラルンプール下見旅行 | 更新情報をチェックする
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