2013年02月21日

犬に吠えられ、まとわりつかれて困った話

クアラルンプールでは「マレーシアはイスラムの国だから、そのために犬がいないんだ」と現地ツーリストガイドの人から教えてもらった。実際にクアラルンプールで犬を見かけることは無かったのだが、同じマレーシアのペナン島ではかなり犬をたくさん見かけた。
あんなに犬が道を歩いていて、イスラム教の人は平気なのか?と見ていても、誰も犬を気にしている様子に見えない。
アラブから来たのだろう、顔を黒い布でフルカバーした女性の方々も犬を見ても何も動じていない。聞いていた話しとどうもペナンでは様子が違っている。

とにかくペナンには犬が多く暮らしている。
一応犬を飼うには許可が必要なようで、これは日本と似た制度になっているけど、首輪も無く道をさまよっている野良犬なんだか飼い犬なのか分からないワンちゃんとけっこう街中で出会う。
彼らは無口で吠えることはあまりしないようだけど、目が合うと口を半開きにして牙を見せつけるワンちゃん?もいた。
概して安全そうに見えるペナンの犬なので安心していたら・・・

「今日はガーニープラザへウィンドウショッピングに行くか!」ということになり、ラピッドペナン101系統の路線バスに乗った。
101系統のバスはガーニープラザ(ガーニードライブにある、ちょっとおしゃれなショッピングモール)からやや離れたバス停にしか止まらないので、そこから歩くことにした。
バス停の前が粋な住宅街になっていたから、その中の道を通って近道しようと歩いていたら、道の向こうにワンちゃんが見える。
『またいつものペナン犬だな』とあまり気にしないで妻と二人で歩いて通り過ぎようとした。
しかしそのワンちゃん、実は近くにもう二匹いて、しかも合計三匹は鎖でつないでいなかったのだ。

大きさは中型犬のちょい大きめぐらい。ラブラドールレトリバーぐらいの大きさで、顔の鼻の周辺だけ黒っぽい、強そうな感じの犬だった。
その中の一匹が私達を見つけて走りよって来るではないですか!
それにつられてか、残る二匹も、遅れてなるものか!みたいに全力疾走でこっちに向かって走ってくる。

「ヤバイ!」と思った。
こんなとき逃げたらもっとヤバイから、ひたすら知らん振りするしかない。
ワンちゃん?達3匹組はワンワン吠え立てながら私達震える夫婦の横になり前になりまとわりついている。
濡れた鼻を私の膝の後ろにピッタリ密着して「フーフー」音立ててニオイまで嗅がれた。
怖かった!!

このまま多分20メートルくらいワンちゃん達とご一緒して歩いただろうか、すっごく時間が長く感じたが、幸いワンちゃん達はつまらなくなったらしく、後から来たスクールバスに向かって走って行ってしまった。
実にハラハラしたスリルとサスペンスの20メートル。
感じの良い住宅街の中で、まさかこんな体験をするなんて思わなかった。

でも、妻の観察によると、あの犬達は飼い犬ではなかろうか、という分析だった。
走りよって来るときにシッポを上にして、くるっつと巻いていたから威嚇しているのでなく「何か食い物くれ!」と近寄って来たみたいだと言う。
そういえばワンワン吠えられたときの声は、ウチのもう死んでしまった犬が生前にご飯をねだるときに出す甲高い声と同じような鳴き声だった。
あれがもし低い声で「ウーッ」が混じっている声で、シッポを下に垂らして近寄って来たならば・・・これは本当にヤバかったかもしれない。

それ以来、ペナンで犬を見かけるとビビってしまったが、結局あの体験は一回きりで、その後に会った犬達は日本から来た私達夫婦に全然興味を示すことなく地面でゴロゴロ寝ているおとなしいヤツばかりだった。

ペナンから帰りに立ち寄ったタイのバンコクでも道を犬が自由に歩いていたが、かつての日本もあんな自由な犬が歩いていたように思う。
でも最近ではそういう自由な犬は日本ではほぼ見ることができない。
それはとっても安心できることだ。

あの時出会った“困った3匹のワンちゃん達”は、誰とも今までにトラブルを起こしたことが無いのだろうか?
タグ:ペナン 犬

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posted by Oniwa Natsuo at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ペナン島滞在 | 更新情報をチェックする
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