2013年02月04日

ペナン路線バスで、島一周

マレーシア ペナン島に滞在中、妻がトロピカルフルーツファームに行きたい!と言うので、路線バスを乗り継いでそこへ行ってみることにした。
滞在ホテルのあるタンジュンブンガは島の北側ほぼ中央、トロピカルフルーツファームはそこから南西方向へ30キロほどのところにあり、ガイドブックではバスで行けると書いてある。
先日ツーリストパスポートという7日間有効のフリーパスを買ったところだし、タクシーで行くなら簡単だけど路線バスで向かうことにした・・・のはいいけど、はたしてうまくバスで行けるかどうか自信が無かった。
途中のテロッバハンというところまで行くバスは頻繁に走っているけど、その先テロツバハンからトロピカルフルーツファーム入り口に向かう501系統のバス運行が良く分からない。

もしもうまく乗り継げなかったら・・・妻が「だからちゃんと調べて!って言ったでしょ!!」と機嫌悪くなってもなんだから、とりあえずテロッバハンまで前日に下見してみることにした。
案の定、路線バスでトロピカルフルーツファームに行くには、多少の予備知識が無いとスムーズに行かないかもしれない。

ジョージタウンから101系統もしくは102系統のバスがペナン島の北西にあるテロッバハンまで走っている。ここまではバスに乗れば自動的に連れて行ってくれる。何も迷うところがない。
そのテロバハンで501系統のバスに乗り換えるのだが、乗り換え場所が101系統の終点らしき所からやや離れているからややっこしい。

101系統テロッバハン行きのバスは、ペナンナショナルパークの入り口が終点で、そこで折り返す。だから501系統の乗り換えバスはここから発車するのかと思ったら、そうではない。近くの売店の人に聞いてみたら「ここから歩いて10分のところにあるバス停からだよ」と言っていた。しかも2,3時間に一本ぐらいしか走っていないらしい。
とりあえず乗って来たバスにもう一回乗車して、運転手に「今日じゃないけど501に乗り換えたいんだ」と言ったら「何?」と分からない顔していたけど、乗り継ぎ地点のバス停を教えてくれた。そこは終点から2つくらい手前のテロッバハン ハブと書いてあるバス停。下の写真のバス停がそれ。やっぱりハードルは低くなかった。
tff13020401.JPG

バスでテロッバハンに向けて進んで行くとCALTEXのガソリンスタンドが右手前方に見えてくる。そこが乗り換え地点。左手にはバティック工房がある。
tff13020402.JPG

ここに集まっている人に501系統の運行時刻を聞いてみた。運転手と仲良く喋っているバスの車掌さんらしき人に501系統の発車時刻を聞いてみた。スカーフをかぶった彼女は分かり易い英語で親切に自分のメモを取り出し、9:45と12:00と14:30発があるよ、と教えてくれた。
近くに立っていた運転手が彼女に「スマンね!」みたいに挨拶しているから妙だと思ったら、彼女は車掌さんでもなんでもなく、乗客の一人だった。
もともとバスの発車時刻表は公表されておらず、この乗客の女性が自分で調べてメモしているものだったようだ。でもその情報がとても助かった。

翌日タンジュンブンガを朝の8時半にバスであらためてテロッバハンへ向かった。9:45分の乗り換えには早すぎるが、どうもバスは早く発車する場合がある、と読んだからだ。
その読みが当たり、501系統バリプラウ行きのバスは9:38分に発車した。早く行っておいて良かった!

バスは山道をグネグネと曲がり、右手に湖を眺めながら30分ほど走るとトロピカルフルーツファームに着く。
しかしトロピカルフルーツファーム前というバス停があるわけでなく、単にその入り口でバスが止まることになっているに過ぎない。だから車窓から外を見て「トロピカルフルーツファームまであと500メートル」とかいう道案内が見えたら、そろそろだと思って停車ボタンを押すとか、運転手に「降りたい」とか言わなければ素通りしてしまう。そういう緊張感も路線バス旅行では楽しい。
tff13020403.JPG

トロピカルフルーツファームは、訪問者を英語で案内してくれる。
割と分かり易い発音で丁寧に解説してくれるからゆっくりなら英語が聞き取れる人以上だったら問題なく楽しめるだろう。日本のフルーツ狩りを解説付きにしたような農園ツアーだが、単に味の話だけでなく原産地や名前の由来、効能なども説明しているのが楽しい。
tff13020404.JPG

ツアーの後は予め収穫してカットしてあるフルーツの食べ放題がある。もっと空腹で来れば良かったと思った。
tff13020405.JPG

昼前にはツアーが終了したので、またバスに乗らなければならない。
ツアーガイドにバス発車時刻を聞いたら「えー!あんた達バスで来たの!」とまた言われた。路線バスはどうもペナン島ではまだ観光の脚としてポピュラーではないようだ。
フルーツファームに来る人はたくさんいるが、大体がレンタカーかタクシーで来ている。
バスで来る人はたいへん珍しいらしい。
しかしフルーツファームの受付にも手書きのバス時刻表があったので、直近では30分の12時にテロッバハンではなく、反対方向のバリプラウ行きバスが来ることになっているみたいだ。

しかし前日聞いた情報では始発地点のテロッバハンを12時ジャストに発車するはずだから12時にトロピカルフルーツファーム前発車というのはおかしい。多分ズレるだろう、と延々1時間近くバスを待ち続けたら12時15分頃バスがやって来た。乗客ゼロ。私ども夫婦貸切バスみたいだ。
夫婦貸切ふうのバスはその後誰も乗客を拾うことなく終点に向けて曲がりくねった道をスリル満点で走って行った。日本の路線バスの走りっぷりとはかなり違う。正直、楽しい!

終点近くになって、運転手が路肩に寄せて停車させたから、ここで降りるのかと思ったら「ちょっと待ってて!待ってて!」と私に合図して・・・2分くらいしたら戻って来た。「ここのメシはうまいんだ!」と言っていた。手にはなにやらレジ袋の包みを持っている。
窓の外には屋台のような食堂がある。
この店には、また次にペナンに来たときに行ってみようと思っている。いったい現地の人の「うまい店」ってどんなだろうか。

残念ながらカメラの電池切れで写真が写せなかったが、ペナン島の東側はジョージタウンがある西側とは雰囲気が違ってのんびりしている。家々は垣根もなくゆったり建っていて優雅な暮らしがありそうだ。学校もある。校庭は芝生になっているちょっと贅沢な雰囲気だ。バリプラウには真新しいバスターミナルがあり、401E系統などが頻繁にジョージタウン方面まで運行しているから、ここまで来ればバスに事欠くことはない。
なんだか伊豆半島を周遊しているような気分で・・・ふと見るともうペナン国際空港の屋根が見えていた。

トロピカルフルーツファームはココ
↓↓↓

大きな地図で見る

SponsoredLink

posted by Oniwa Natsuo at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ペナン島 路線バスの旅 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。