2012年06月03日

マレーシア ペナンで行ってみた屋台街とフードコート

マレーシアのクアラルンプール(KL)とペナンの“食”を比べてみると、KLがブキッビンタンというKLの銀座に相当するところに比較的集中して屋台街やフードコートがあるのに対し、ペナンは広く分散しているように思えた。
多分ペナンは、私どもが泊まっていたホテルがある場所がリゾート客が多いためではないかと思うけど、主要な道路の両脇にはレストランや屋台街がいくらでもあり、
KLと比べて食べ処の密度が高いし、屋台街というものがやたら目につく。

たとえばこんなふうに・・・
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テーブルがある広場の周囲にB級グルメを出す店がぐるりと取り巻いていて、さらに外の道にも車の荷台で料理する店が出ている。
この写真は日中に撮ったので、お客は少ないけど、夕方になると席はいっぱいになっていた。

屋台だけの屋台街の他に、
朝市や夜市がたつところに併設したフードコートもホテルから歩いて行ける場所にあったので行ってみた。

これが朝市のようす。
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これは鶏肉を売っている店。他に魚や野菜などの食料品をたくさん売っている。
地元の人はここに食材を買いに来て、隣のフードコートで知り合いとさんざん喋ってから帰るのだそうだ。それに、鶏肉などがこんなふうにたくさん売られているけど、買って行く多くは中国系の人。マレーシアはそもそも中国系住民が多いし、彼らの多くは仏教徒だから買えるのだが、イスラム教の人はお祈りした鶏肉しか買えない。
だからここの鶏肉は買えないのだけど、それなら豚肉も売っているのか?と聞いたら、それはさすがにイスラム教徒の人を気にして扱わないのだそうだ。

マレーシアでは、異教徒どうしが“仲良く”暮らすために、そんな暗黙の了解があるらしい。
現地人のガイドがそう教えてくれた。

ここが朝市の隣にあるフードコート。
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これは建物の中にあるから、屋台と言うのかどうかは分からないけど、屋台もフードコートも実質的な違いは何も無さそうだ。

私はこういう屋台街で食べてみたいと思ってやって来たのだが、いくつかの困難を思い知らされた。

困難その1
お店はいっぱいあるけど、どの店で何を注文したら良いか、判断がつかない。
これは注文の仕方ではなくて“どんな料理を売っていて、どんな味、どんな量なのか”が見て分からないから困った。
店でちょうど調理中ならまだ想像がつくが、そうでなければ、いったい何を出す店なのかが分からない。料理の写真を貼ってある店は多くなかったし、品書きや店の雰囲気からでは、料理がなかなか分かり難い。

困難その2
妻が屋台で食べたがらない。
妻をこのフードコートに連れ出すと、サッサと先を歩いて通り抜けてしまう。「どの店にしようかな」と品定めする時間も与えてくれない。
実は妻はこういうムードの場所で食事をするのが嫌なのだ。
もっと明るい、キレイなムードのところで食べたいわけで・・・せっかく私は楽しみだったのに、これは困った。

日本感覚からすると、この朝市会場のフードコートは、あまりキレイな感じはしない。
ハエも飛んでいるようだし、ゴミ箱のあたりからは臭いも漂っている。
でもせっかく来たんだからと、苦肉の妥協策で、テイクアウトの料理を買って帰ってホテルの部屋で食べることで一件落着。
今でも忘れないけど、チキンのから揚げは美味しかった!
「デカイ!」思わず声を出したチキンのから揚げを、お店の人はハサミで細かく切り刻んでくれて袋に入れてくれたのを食べて、お腹いっぱいに満喫することができた。

果物の王様、ドリアンもカットしてあるのを買ってホテルに持ち込決行!。
ドリアンはクサイからホテル持込禁止!と以前に聞いたことがあるけど、このドリアンはちっともクサくない。でも・・・美味しいとは思わなかった。
翌日、現地人ガイドに聞いたら、そういうドリアンは美味しくないらしいという。
美味しいドリアンは私が5リンギットで買ったような安物ではダメで、その5倍くらい高値らしい。

屋台街は妻が拒否するから、諦めていたら・・・
ジョージタウンの中でこんなキレイなフードコートを見つけました。
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ここは妻もOKサイン。
新しくて、明るくて、すぐ横にあるトイレもキレイだから・・・
ここはジョージタウンのあの円筒形のランドマークビルの「コムタ」からそう遠くない「ニューワールドパーク」というレストラン街。
すぐ横に有料駐車場があって、昼過ぎくらいから人がたくさん入って来てました。
どうも客の様子から、近くで働くオフィスワーカーがたくさん来ているよう。新入社員かも?と思われる人々がテーブルを囲んでいました。
レストランの中を覗いたら、ここには管理者風な感じの紳士や、お局さま風の淑女がお食事中でしたが・・・。
場所はここです。↓↓

大きな地図で見る

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通りに面した入口はこんな感じで、こ綺麗なレストランやスタバが並んでいる。
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ここで食べた「福建蝦麺」がこれ。定番らしい。
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見栄えはあまりパッとしないけど、ちょっと濃い味でスパイスの効いた美味しい麺だった。
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さらに翌日もここで「骨肉茶」というヤツを食べた。これもガイドに教えてもらったスタミナ料理。
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“茶”とあるように、薬草を煎じたスープが使われているらしく、微妙に漢方薬なテイスト。
スープは濃いこげ茶色。コーヒーみたいな色。
効くような暗示をかけられます。
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最後にフードコートのド真ん中で店を出しているフルーツ屋さんでトロピカルフルーツを注文した。
店先に並べられたカットフルーツには、ハチが集まっていて汁を吸っている。
ハエじゃなくてハチだから大丈夫!?
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数字は値段で、100と書いてあるのは1リンギット。30円弱程度。
ただ、ここでも私の英語がうまく通じなくて、ちゃんと指差しして注文しているのに、お店のおばさんにはなかなか意図が通じなかった・・・なんでだろう。
自分の英語に自信なくなってくるよ。


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posted by Oniwa Natsuo at 14:36| Comment(10) | TrackBack(0) | ペナンに行ってみました | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たいていの市場には豚肉専用のブースが隔離されて設けられていて豚肉も買うことができます。スーパーでも鶏肉や牛肉、羊の肉の棚とは別にに豚肉、ハム、ベーコン専用の部屋があります。お会計もそこでします。間違えて一般のレジに持っていくとレジのマレー系のおねえさんがそれはそれはおぞましい物を見る顔をして「あなた、これ自分でちょっと持ってて」といいながらピッと読み取り機を当てます。絶対に触れません。こちらは「どうもごめんなさい」って感じですね。
屋台は私達は、一番最初はコンドのオーナーの中華系若夫婦につれて行ってもらったのですが、当然のように「何にする?私達ワンタン麺にするけど」と言われ他に何があるのか名前を聞いても見てもわからず、「じゃ、同じので」というと「ドライ?スープ?」と聞かれて、「ドライ」と意味もわからず答え、出てきたものが全く想像と違うものでびっくりしたのを覚えています(笑。不衛生なのは本場中国で慣れていて問題ありませんが、ペナンの中華系のローカルフードは本場中国のものと似て否なりです。日本の中華が本場中国より美味しいようにペナンの方が美味しいし、特に辛いものが好きな方には
癖になるものが多いですね。
奥様、ニューワイルドパークが大丈夫ならスーパーやショッピングモールのフードコートも少し割高ですがいけますね。
英語が通じないのは、マングリッシュ(マレーシア英語)だからじゃないでしょうか。大庭さんの英語がちゃんとしすぎていて通じないのかも。私の場合は中国語が少し出来ることが幸いしています。来るまで福建語しか通じないと思っていたのですが普通語(北京語)が通じることが多くて助かっています。私の英語は中国語の影響で常に現在形、単数形でめちゃくちゃですが日常生活ではなんとかなっています。

Posted by rebecca at 2012年06月03日 16:22
rebeccaさん、

>たいていの市場には豚肉専用のブースが隔離されて設けられて・・・
豚肉もあるんですね。知りませんでした。
以前勤めていた会社で、インドネシアから来た人達が日本食を前にヒソヒソ話しながらビクビクしていたのを思い出します。きっと豚肉が使われているかもしれないと警戒していたのでしょう。たいへんですね、彼らは。

KLのモール内フードコートは妻はお気に入りみたいです。だからペナンの屋台もそんなイメージ持っていたみたい。

マングリッシュはこれから慣れることにしましょう。私のはドイツ人相手に喋っていたギングリッシュ影響のあるジャングリッシュ(日本語英語)だから余計に通じ難いのかもしれないです。
Posted by 大庭夏男 at 2012年06月03日 17:12
ご苦労様です。
奥様、屋台ダメですか。食事のレパートリーが狭くなってしまいますね。ただ、マレーシアの場合、屋台と言っても、決まった場所に集まった屋台でしょうが、インドネシアの場合、それこそ本当の屋台で道端で売ってます。食べる人は、簡単なテーブルか石の上に腰掛けてですね。もっと、厳しいです。他の書き込みを読んでいても、奥様はなんだか東南アジアはお好きでは無いようですね。こう言う方は、はやく自分がのめり込める趣味的なものを見つけて、それのためにいるという風にしないと、どんどんと旦那の趣味に付き合わされているだけという風に思い込んでしまうと思います。
Posted by 武田 at 2012年06月04日 14:30
武田さん、

私の妻の好みからすると、マレーシアではペナンよりKLの方が上みたいですね。
「KLはどこに行ってもトイレがキレイだった」と言っています。
今月末には台北に観光旅行する予定ですが、もしかしたらそれでマレーシアの流れが変わってしまうかもですよ。
Posted by 大庭夏男 at 2012年06月04日 17:18
マレーシアではトイレットペーパーがないトイレはあっても、基本的に水でおしりを洗う小さなシャワー付きホースのようなものがついていて、しかも水洗トイレ(和式、様式どちらもあり)なので、床が水でびしょびしょのことが多いです。でも、汚物で酷く汚れているようなことや臭いが酷いこともほとんどないです。大庭さんはいったい何処のトイレに奥様を連れていかれたのでしょうか(笑

東南アジアのゴチャゴチャ感や日本の常識が良くも悪くも通用しない異文化を楽しみ、観光では味わえない現地の生活に触れて、「暮らすように滞在する」というのが滞在型の旅の醍醐味だと思います。でも、もしかしたら奥様は「物価の安い国ならではの優雅に暮らすこと」を第一に望んでおられるのかも。武田さんがおっしゃっている通りで、奥様が日本に居るより楽しい~、幸せ~と思えるような何かが必要ですね。
Posted by rebecca at 2012年06月04日 19:52
台北に方向が変わりそうですか。
たしかに台湾は親日的、台北は都会ですし、食べ物も美味しい。
でも、やっぱり、我慢の出来ない場所も多そうです。
トイレが綺麗な町はやっぱり、住むのもお金がかかりそうです。
本来の目的を見失わないように。
いっそのこと、お住みになりたい町の公共トイレを改善するという目的を奥様にお持ちになっていただき、啓蒙活動を現地の人と一緒に行うというのは如何ですか?ロングスティの目的も出来、現地の人とも知り合いになれますし、現地側も観光客を呼び込める一石三鳥では?

Posted by 武田 at 2012年06月04日 19:59
rebeccaさん、武田さん、

妻はマレーシアは気に入っていまして、一番の理由は、寒くないこと。次に、買い物が楽しいこと。買い物が楽しい理由は物価が安いというのが大きな魅力になっています。まあこんな感じです。

私の志向は、妻の気に入っていることも入りますが、エキゾチックな場所に行って現地の生活感を眺めることです。だから市場や現地人が買い物する商店街を見て歩きすることが最高に期待している事です。
妻とは買い物は一緒にして、妻だけスパに行かせて、私は街を俳諧する。こんなのがいいでしょうね。

台湾は完全に観光旅行するつもりですが、住めるかどうかも多分行ったら気にはなるでしょう。台北に方向が変るのではなくて、マレーシアの他に、例えばタイ、ベトナム、上海など、他のところも見てみよう、となるかもしれません。

ペナンで現地に住む日本人にも「現地の人と友人になって・・・」と言われましたが、私どもはまだ積極的にそこまでは考えていなくて、むしろ日本の煩わしい人間関係から、特に妻はご近所づきあいから外国に行くことで開放され、だーれも知らない人の中に居たい、というのが今の本音です。
それでも現地のお店に行くと、そのお店の人とちょこっとだけ会話しますが、私はそういう刹那的な一期一会が好きです。
Posted by 大庭夏男 at 2012年06月05日 00:39
『食はペナンに有り!』マレーシア人なら誰しも知っている事です。『屋台は不衛生で汚いから食べたく無い、モール/レストラン/フードコートなら綺麗で衛生的そう。』こんな馬鹿げた事を言っている人を見かけたらペナン人はその方を不憫に思う事でしょう。現地の人は皆グルメだから形式に捕われず美味しい物を積極的に食べています。何よりも日本人のものさしで外国を比較してはいけません。『郷に入れば郷に従え。』と言うことわざがあるでしょう。マレーシアにはペナンにはそれなりの衛生観念があります。もしあの様な高温多湿の気候で不衛生な物をお客さんに出してご覧なさい、皆食中毒で大変な事になりますよ。もし移住を考えているのであれば、もっとガードを緩めた自然体でペナンとつき合って行く事が一番大事ですよ。

P.S. エアアジアは羽田~クアラルンプール線乗りましたが何も不憫は感じませんでしよ。シートピッチもレガシーキャリアより若干狭い位で窮屈と思いませんでした。
Posted by Jun at 2012年06月29日 21:14
Junさん、

不衛生ということじゃないのですが、今まで見たことも無い料理と雰囲気に圧倒される人もいるようなのですね。確かに『郷に入れば郷に従え。』なのですが、妻の場合は時間がかかるようなのです。

先日に台湾に行ったら、ペナンで妻が苦手だと言っていたのと同じ匂いがする料理がありました。
多分あれは臭豆腐?か何かのようですが、きっとそのうち慣れるでしょう。
Posted by 大庭夏男 at 2012年07月01日 00:07
ご無沙汰しております。時期外れの投稿お許しくださいませ。またペナンに行きたいなあ~(というかロングステイしたい)と思って、大庭さんの過去のペナン記事思い出し読み返して漠然と妄想計画練っております。大庭様の行ったホテルとか(コプソーン~~)参考になりもうめちゃくちゃ助かり有難いです。結構安いし景色よいので次回は是非泊まりたい。ペナンには娘と1度だけ行きました。ホテルロイヤルペナンに泊まり、ここで食事取ったりしました。写真みて私のお気に入りで何度も通った店はnew world parkって名前だったんだってピーンときました。安くて美味しい私のお気に入りの場所です。

主人が一昨年定年退職しましたが、同居認知症の姑が老人施設入所を断固拒否するし、頂いてる年金は予想を大幅に下回り(なんと役員時代期間は年金額にカウントされなかった)は、子供も非常勤採用で同居してやらないと食べれないし・・で、思ったような動きはなかなか取れませんが、夢は捨てずに頑張ります。
Posted by ななし at 2016年04月20日 14:16
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